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ゲームを快適かつ有利に進める「ゲーミングデバイス」とは?
その種類と選び方

高精細な画面や、多数のキーによる複雑な操作など、家庭用ゲームとは違った魅力を持つパソコンゲームの世界。しかし、一般的なキーボードとマウスによる操作性には限界があります。そこで、ゲーム用に最適化された入力デバイスの他、ゲームを快適に遊ぶための周辺機器を紹介します。

ゲーミングデバイスとは?

ゲーミングデバイスとは、ゲームプレイに特化したパソコン周辺機器のことです。パソコンは家庭用ゲーム機とは違い、ゲーム以外の用途にも使用します。そのため、必ずしもゲームに最適とはいえない部分もあります。しかし、ゲーミングデバイスを使えば、快適にゲームをプレイすることができるというわけです。

ゲーミングデバイスには、「ゲーミングモニター」や「ゲーミングキーボード」のように、一般のパソコンでも利用する機器がゲーム用に設計しなおされている製品や、「ゲームパッド」や「ハンドルコントローラ」のように、ゲーム専用に設計された製品もあります。ここではさまざまなゲーミングデバイスを紹介し、「ゲームに適しているポイント」「選ぶ基準」などを解説します。

ゲーミングキーボード

ゲーム用に特化されたキーボードです。多数のキーを同時に押しても認識でき、ゲーム専用のキーを備えるといった特徴があります。

通常のキーボードとの違い

Nキーロールオーバー

ロールオーバーとは、キーの押し下げを入力順に認識することです。ゲーム中に複数の文字キー(任意の数という意味で「Nキー」といいます)が同時に押された場合、それらのキー入力が、ゲーム内ですべて有効な入力になるとは限りません。例えば「ABCDEFGH」のキーを順に押したままにしていくと、「ABCDEF」までは押したものとしてゲーム内で入力順に認識されますが、「G」以降は無視されるものがあります。この場合は、6つまで認識されているので「6キーロールオーバー」といいます。

一般的なテキスト入力では、ロールオーバー数が問題になることはありません。しかしゲームでは、「前進」「しゃがむ」「拡大」「武器切り替え」を同時に行うなど、複数のキーを同時に押すことはよくあります。そこで、ロールオーバー数が問題になるわけです。

そのため、ゲーミングキーボードの多くは「Nキーロールオーバー」を備えています。複数キーの同時押しが必要なゲームをプレイするには、必須の機能といえるでしょう。なお同時押しについては、後述する「接続方式」も参照してください。

アンチゴースト機能

一般的なキーボードでは、特定の組み合わせでキーを同時押しすると、押していないキーまで押したことになってしまう場合があります。これを「ゴースト」と呼びます。アンチゴースト機能は、このゴーストが発生しないようにする機能のことです。「Nキーロールオーバー」と並び、ゲーミングキーボードには必須の機能といえます。

特殊キー(Gキー)+マクロ機能

ある一連の操作を「マクロ」として作成しておくと、キーボード上にある特殊キー(Gキーなどと呼ばれています)を押すことで実行される機能のことです。例えばFPSで「アイテムをピッキングツールに持ち替える→鍵をピッキングする→扉を開ける」という一連の操作をマクロとしてGキーに登録しておけば、そのキーを押すだけで一連の動作が行われるわけです。

面倒な作業を簡略化できるだけでなく、対戦時には連続技やスキルの発動をすばやく確実にできるといった活用も可能です。ただし、ゲームによってはマクロやGキーの使用がマナー違反とされる場合もあります。

ゲーミングキーボードを選ぶポイント

テンキー

テンキーでの操作が標準になっているゲームでは、テンキー付きのキーボードが良いでしょう。一方で、テンキーがあると、その分マウスの位置が遠くなってしまいます。テンキーでの操作が必要なく、なおかつマウスも頻繁に使うようなゲームでは、テンキーレスのキーボードがオススメです。

Huntsman Tournament Edition - Linear Optical Switch RZ03-03080100-R3M1
Huntsman Tournament Edition - Linear Optical Switch RZ03-03080100-R3M1
価格(税込)
¥13,979
接続
USB
言語
英語
テンキー
×
接続方式

キーボードとパソコンの接続方式には、ケーブル接続(PS/2やUSB)とワイヤレス(Bluetoothや専用レシーバー)があります。接続の安定性や即応性を重視するならケーブル接続、体勢の変えやすさを重視するならワイヤレス接続がいいでしょう。

注意が必要なのは、USB接続のキーボード。USBの設計上、ゲーム上で同時に入力されるのは通常6キーまでとなっています。そのため、たとえ「Nキーロールオーバー」をうたっていても、「ABCDEF」を順次押していった状態で「G」を押すと、最初に入力した「A」は認識されない(離したことになる)のです。

ただし、USB接続でも特殊な方式によって6キーを超える同時押しに対応した製品があります。特に、ゲーミングキーボードと名乗る製品のほとんどはそのような仕様になっているため、購入前に「○キー同時押し対応」「キー全部押し対応」などの表記があるかチェックしておきましょう。

キースイッチ

キーボードは、キー部分の機構によって「メカニカル」「メンブレン」「パンタグラフ」「静電容量無接点」に分類されます。ゲーミングキーボードでよく使われているのは、メカニカルキーボード。キーが押されたかどうかを判定する機構「キースイッチ」にさまざまな種類が存在し、押下圧やストローク、クリック感、打鍵音などに違いがあります。

メカニカルキースイッチは、その軸の色によって「赤軸」「茶軸」などと呼ばれています。ゲーム用として人気なのは、はっきりしたクリック感によって入力感の得やすい青軸や、タッチが軽めで打鍵音も静かな赤軸など。比較的新しめの製品で人気を博しているのが、シルバー軸。キーストロークが浅くキーも軽いため、高速に入力することができます。ただしクリック感がないため、押したかどうかを感じにくく、高速に入力できるようになるには慣れが必要です。

静電容量無接点方式のキーボードは、キースイッチが非接触型になっているため、高精度で耐久性にも優れています。他の3方式に対してはるかに高価ですが、その特性からゲーミングキーボードとして愛用されるケースも多くなっています。

ゲーミングマウス

ゲーム用に特化されたマウスです。多数のボタンを備えて機能を割り当てることができ、精密な動きを認識する高分解能(高解像度)といった特徴があります。

通常のマウスとの違い

機能ボタン

通常のマウスのボタンは、「左右ボタン+ホイール」か「左右ボタン+ホイール+2ボタン」がほとんどです。それに対してゲーミングマウスは、さらに多くの機能ボタンが装備されています。機能ボタンには各種キーのほか、ゲーミングキーボードの「Gキー」と同様に、作成した一連の操作(マクロ)を割り当てることも可能。例えば特定の技やスキルを発動するまで複数の操作が必要な場合でも、マウスを握ったままワンボタンで発動できるといったメリットがあります。

このような特性があることから、FPSとMMORPGでは適しているマウスが異なります。FPSでは、瞬時に対応する操作が多く、多数のボタンがあっても使い分け切れないため、機能ボタンが2つの5ボタンマウスが主流です。

MMORPGは、基本的にはそれほど高速な対処は必要なく、さまざまなスキルをボタンに登録しておけると便利なため、12個ほどの多くのボタンを装備したマウスが好まれる傾向にあります。

G502 LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング マウス G502WL
G502 LIGHTSPEED
ワイヤレス ゲーミング マウス G502WL
価格(税込)
¥12,606
接続
レシーバー、USB/通信、
ワイヤレス
ホイール機能
読み取り方式
光学
高分解能(高解像度)

マウスの「分解能(解像度)」とは、「マウスを1インチ動かしたときにポインタが何ドット動くか」を示す値。単位は「DPI(Dot Per Inch)」です。この数値が大きいほど分解能が高く、マウスを少し動かしただけでもポインタが動くということになります。つまり、マウスの「敏感さ」と考えるといいでしょう。

分解能の高いマウスでは、マウスをほんのわずか動かすだけで操作できるため、すばやく狙いをつけたり向きを変えたりすることが可能になるのです。通常のマウスの分解能は800~3000DPIですが、ゲーミングマウスの中には12000DPIや240000DPIといった製品もあります。

ゲーミングマウスを選ぶポイント

フィット感

精密な動作が要求されたり、長時間使用したりするゲーミングマウスでは、フィット感、すなわち「手に合う」ことがもっとも重要です。手に合うマウスとは、マウスの持ち方によっても変わってきます。

「かぶせ持ち」は、手のひら全体と指がマウスに接するように持ち、指の腹でボタンをクリックする持ち方。手のひらにフィットする大きさと形状のマウスが適しています。

「つかみ持ち」は、手のひらの下側がマウスに接した状態で、5本の指先を立てた状態でマウスをつかむ持ち方。マウスが大きすぎると「かぶせ持ち」に、小さすぎると「つまみ持ち」になってしまうので、ちょうどよい大きさのマウスを選ぶ必要があります。

「つまみ持ち」は、親指と薬指のみ(ポジションによっては小指を添えることも)でマウスを支える持ち方。精密な操作ができるため、ゲーマーにも多い持ち方です。支える部分が少ないため、小型かつ軽量なマウスが適しています。

ゲームに適したマウスの重量は、上記の「持ち方」やゲームの種類によっても変わってきます。ウエイト(重り)を増減させることで、重さを調節可能な製品もあります。最近では軽量タイプがトレンドです。

ボタンの押しやすさ

通常のマウスでは「左クリックを連打する」ということはあまりないでしょう。しかしゲームにおいては、左クリックをはじめ各ボタンを連打するという局面はざらにあります。そのため、ボタンが押しやすく、連打しやすいかどうかをチェックしましょう。

ゲームパッド

両手に持って使う、ゲーム専用の入力デバイスです。家庭用ゲーム機では標準的な入力機器として使われてきました。

ゲームパッドを選ぶポイント

対応OS・対応規格

当然ながら、使用したいパソコンのOSに対応している必要があります。さらに、Windows用ゲームパッドには「DirectInput」と、それに代わって登場した「Xinput」という規格があります。現在のゲームの多くはXinput対応であるため、Xinputに対応したゲームパッドを選ぶようにしましょう。中には両規格に対応した製品もあります。

接続方式

「ケーブル接続」と「ワイヤレス」があります。ケーブル接続の方が、接続設定が容易で価格も安い傾向にあります。一方、ワイヤレスは離れた場所からでも操作しやすく、ケーブルの取り回しを気にする必要もありません。

連射機能

アクションゲームやシューティングゲームをプレイする場合には、連射機能がついていると有利です。単に「連射対応」「連射機能搭載」とあっても、特定のボタンしか連射できない場合もあるので、どのボタンに連射機能が付いているのかをよく確認しましょう。

振動機能

ゲームの局面に応じてパッドが振動し、よりリアルな感覚を得られます。振動機能に対応したゲームが必要です。

GXT 560 Nomad Gamepad (22193)
GXT 560 Nomad Gamepad (22193)
価格(税込)
¥4,378
接続
USB
ボタン数
12

アーケードスティック

アーケードゲームの筐体で使用されているのと同じ形状のコントローラです。「アーケードコントローラ(アケコン)」ともいいます。8方向レバーとボタンで構成され、机や膝に置いて使用します。主に、格闘ゲームやシューティングゲームに適した入力デバイスです。

アーケードスティックの選び方

ボタン配列

パソコン用アーケードスティックのボタン配列は、横4つ×2列が基本。このとき、横方向のボタンが水平に並んでいる「ビュウリックス配置」や、1つのボタンだけが上に飛び出して山形になっている「ブラスト配置」「ノアール配置」など、いくつかのパターンがあります。これらの配置は、アーケードゲーム筐体のボタン配置が元になっているので、自分がもっともよく遊ぶゲームの配置に合わせるといいでしょう。

重さ

レバーを激しく動かしても本体がズレたりしないよう、ある程度の重さが必要です。ただ、膝上で使う場合には重さが負担になることもあるため、机上で使うよりはやや軽めがいいでしょう。

操作面の広さ

操作面に手首まで乗せられると、安定して操作できるとともに疲れにくくなります。そのため、長時間プレイする場合は、ある程度操作面の広い製品がオススメです。

MCX-FS-SF4TE-R2
MCX-FS-SF4TE-R2
価格(税込)
接続
USB
405mm
奥行
250mm
高さ
119mm

有利すぎて反則スレスレ?
レバー部分もボタンになったアーケードスティック

格闘ゲーム界で話題となっているのが、レバー部分もボタンになっている製品。レバーの「上」「下」「左」「右」にあたるボタンが用意されています。この方式の長所は、「入力の速さ」です。例えば「右→下→右下→パンチ」の順に入力する必殺技があるとしましょう。レバー操作の場合、実は「右」と「下」の間に「中央」という操作が入ります。また「右下」に入れ損なって技が出ないこともあるでしょう。ボタン操作であれば、まさに「右→下→右下(同時押し)→パンチ」をボタン入力で操作できるため、素早く正確に入力できるというわけです。レバーと違って上下左右を直感的に操作しづらいという欠点もありますが、慣れれば非常に強力な入力デバイスといえます。

その他の入力デバイス

入力用のゲーミングデバイスには、その他「ドライブゲーム」「フライトゲーム」といった特定のジャンルのゲームに特化した製品もあります。

ドライブゲーム用デバイス

ドライブゲーム用には、「ハンドルコントローラ(ハンコン)」「ペダル」「シフター」などがあります。ハンドルコントローラは、車のハンドル(ステアリング)の形をしたコントローラです。選ぶポイントは「固定方式」「フォースフィードバック」と「切れ角」。

固定方式は、万力のような「クランプ」と「吸盤」の2種類。中には両方を備えた製品もあります。クランプの利点は強力に固定できるところ。一方、吸盤の方が場所を選ばず手軽に設置できます。

フォースフィードバック(FFB)は、挙動に応じてハンドルが振動する機能。路面の状態が感じられ、リアルさが段違いになります。切れ角は、ハンドルを左右に動かせる角度の範囲。角度が大きいほど、実車に近い感覚で操作できるのです。

ペダルは、床置きして「アクセル」「ブレーキ」などの操作をするデバイスです。高級機では、「クラッチ」のペダルも付属しています。

シフターは、シフトレバーの操作をするデバイスです。ハンコンに付属していることもあります。なお、ハンコンにはいくつかのボタンやスイッチが装備されており、ペダルやシフターを接続していない場合には、それらのボタンやスイッチを使ってアクセルやシフトチェンジの操作を行うことができます。

CASIO カシオプリヴィアCDP用3本ペダル SP-34
CASIO カシオプリヴィアCDP用3本ペダル SP-34
価格(税込)

フライトゲーム用デバイス

航空機を操縦するフライトゲームでもっともよく使われるのは、操縦桿の形をした「フライトスティック」です。その他、「スロットルレバー」「ラダーペダル」や、珍しいものでは「計器パネル」といった機器もあります。

フライトスティックは、戦闘機のような片手で握るタイプがほとんどです。その他、旅客機のような両手タイプもあります。ボタンやスイッチが装備されており、ミサイル発射だけでなく、方向舵やフラップの操作まで可能です。

スロットルレバーは、エンジンの出力を調整するレバーです。フライトスティックと一体型になっている製品もあります。

ラダーペダルは、垂直尾翼にある方向舵(ラダー)を操作するためのペダルです。より実機に近い操作ができます。

T-Flight Hotas One Ace Combat 7 Edition (4460156) Xbox One/PC用
T-Flight Hotas One Ace Combat 7 Edition (4460156) Xbox One/PC用
価格(税込)
¥14,080

サウンドデバイス

ゲームにおいてサウンドデバイスは、「音を楽しむ」だけでなく「対象の方向を知る」という意味で戦術的に重要なデバイスといえます。

スピーカー

液晶モニター内蔵のスピーカーや、ノートパソコンのスピーカーは、多くがモノラルです。これでは、敵キャラや弾着、爆発などの方向を知ることができません。そのため、FPSなど「音の方向」が重要なゲームでは、ステレオスピーカーを外付けしましょう。

サラウンドに対応したゲームとパソコンを使っていれば、背後にステレオスピーカーを配置することで「左後方からの音」なども識別できるようになり、いっそうリアルになります。

Multimedia Speakers Z150BK (ブラック)
Multimedia Speakers Z150BK (ブラック)
価格(税込)
¥3,564

ヘッドフォン・ヘッドセット

スピーカーで大音量を出せない環境において使用するのがヘッドフォン。長時間プレイするには、耳に負担なく装着できる「オーバーイヤー型」で、なおかつ聞き疲れしにくい「開放型」がオススメです。

音楽用ヘッドフォンは、低音や高音が強調されていたり、残響感を感じるようなチューニングがされていたりすることがあります。それに対してゲーミングヘッドセットは、ゲーム内で鳴る音がきちんと聞き取れ、余計な残響もないという、ゲームプレイに特化したチューニングがなされています。

また、ヘッドフォンにマイクがセットになった「ヘッドセット」は、マルチプレイヤーでゲーム中に音声チャットをしたい場合に便利です。

ヘッドセットの接続方式は、ワイヤレスの「Bluetooth」「専用無線」と、有線の「ステレオケーブル」「USBケーブル」とがあります。

ワイヤレスのほうが自由なポジションで使用できますが、遅延が発生するのでシビアな反応が必要なゲームには適していません。専用無線の製品の中にはBluetoothよりも遅延をなくした製品がありますが、やや高価です。

ステレオケーブル接続の製品は遅延がなく、パソコン・ゲーム機・オーディオなど、汎用性の高さも魅力。USBケーブル接続の製品は、対応したゲームで使うことでサラウンド機能を発揮できるものがあります。

スピーカーによるサラウンドと違い、ヘッドフォンでは「方角ごとのスピーカーを用意する」ということが難しいため、多くの製品では擬似的にサラウンドを実現する「バーチャルサラウンド」となっています。ただし一部の製品では、疑似でなく本物のサラウンドを実現できる「リアルサラウンド」を搭載した製品もあります。「音の方向」にこだわる場合には、こちらを選択しましょう。

マルチプレイゲームでのボイスチャットやゲーム実況をする場合に重要なのが、ヘッドセットのマイク部分。ゲームの爆音や、ファンの騒音に負けず会話できるよう、マイクにノイズキャンセル機能を搭載した製品がオススメです。

Kraken Green RZ04-02830200-R3M1
Kraken Green RZ04-02830200-R3M1
価格(税込)
¥6,980

ゲーミングモニター

ゲームに適した性能を備えたモニターがゲーミングモニターです。残像が少なく、動きが滑らかといった特長があります。ゲーミングモニターについては「ゲーミングモニターとは?」で詳しく解説しています。

KH270V-Z
KH270V-Z
価格(税込)
¥27,280
駆動方式
TN型
表面処理
ノングレア(反射防止)
液晶パネルサイズ
27型ワイド
最大解像度
1920×1080
コントラスト比
1000対1
バックライト光源
LED
VESAマウント対応
100×100mm
重量
5.9kg

その他のデバイス

最後に、持っているとゲームプレイが快適になるゲーミングデバイスを紹介します。どうしても必要というわけではありませんが、ゲームにハマりだしたら導入を検討するといいでしょう。

ゲーミングチェア

パソコン用チェアの中でも、ゲームに特化した設計になっているのがゲーミングチェア。長時間座り続けることの多いゲームプレイを考慮して、身体を包み込むような形状と豊富な調節機能で、座り心地の良さを実現しています。その他、ヘッドフォンを装着していてももたれることのできる大型ヘッドレストや、休憩しやすい深めのリクライニング機構なども特徴です。

一般的な椅子と同様、もっとも重要なのは「自分にフィットするかどうか」で、それは座ってみないとわからないもの。ゲーミングチェアを購入する際には、販売店で実際に座ってみるのがオススメです。

また、オフィスなどで使われる事務用のパソコンチェアも、高級品になると座り心地やリクライニング機能などの点でゲーミングチェアとして適している製品が数多く存在します。そうしたジャンルから探してみてもいいでしょう。

ARMOR Black Gaming Chair CGR-NXNB-ARB
ARMOR Black Gaming Chair CGR-NXNB-ARB
価格(税込)
¥39,820
肘掛
あり(可動)
座面奥行
500mm
座面最低高さ
360mm
座面最高高さ
440mm
重量
21kg
座面部耐荷重量
120kg

ゲーミングデスク

パソコンデスクの中でも、特にゲームプレイに特化したのが「ゲーミングデスク」。複数のモニタを設置できる横幅や、激しい操作でもぐらつかない頑丈さなどが特徴です。さらに、リクライニングした状態でもキーボード操作のできる、傾斜のついた天板や、コントローラやヘッドセットの収納スペースなどが装備されている製品もあります。

ゲーミングマウスパッド

ゲームでは、一般的なパソコン作業とは比較にならないほど激しいマウス操作が発生します。一方で、精密さが要求されることもあるでしょう。そのような操作に適応するのが「ゲーミングマウスパッド」です。

マウスパッドは、マウスがきっちり止まりやすい「ソフト」タイプと、滑りやすい「ハード」タイプの2種類があります。ただ、布素材などソフトタイプでも滑りが良くなっているため、現在ではソフトタイプの中で「止め重視」か「滑り重視」を選ぶ場合がほとんどです。「ハンドル操作」「操縦桿操作」「照準合わせ」など、精密な動きが必要な場合には「止め重視」タイプを、すばやく視点を移動させたい場合には「滑り重視」を選ぶといいでしょう。

マウスパッドの選び方としてもう1つ重要なのが大きさ。これは、マウスを動かしたときにポインタ(または視点や照準)がどのくらい動くかにもよります。少し動かしただけでもポインタが大きく動くことを「ハイセンシ」、その逆を「ローセンシ」といい、マウスの分解能とソフト側(Windowsやゲーム)の設定によって変わります。ハイセンシならマウスパッドは小さくて大丈夫ですし、ローセンシなら大きなマウスパッドが必要になるというわけです。

DEIMOS L XP16CBK0NAC45NG
DEIMOS L XP16CBK0NAC45NG
価格(税込)
¥3,058

マウスバンジー(ケーブルアセンブラー)

すっかり無線タイプが主流になったマウスですが、ゲームの世界では入力の安定性や即応性などを重視して、現在でも有線が主流です。

有線マウスを使用する際に便利なのが「マウスバンジー」や「ケーブルアセンブラー」と呼ばれる製品。マウスのケーブルをホールドし、なおかつマウスの動きに合わせてケーブルを柔軟に動かしてくれます。そのため、有線マウスでもケーブルの存在を意識せずにマウス操作を行なうことができるのです。

APURI RAW ROC-15-340-AS
APURI RAW ROC-15-340-AS
価格(税込)
¥2,150

ゲーム配信環境

自分のゲームプレイを動画配信サイトで流す「ゲーム配信」をするためには、それなりの環境を整える必要があります。ゲームプレイを生中継する「実況配信」の場合は、液晶画面を「ゲームプレイ用」のほかにもう1台「配信画面用」があると便利。ナレーションやテロップをつけて編集後に配信する場合には、動画編集ソフトが必要になります。

光る要素

直接プレイに影響はしませんが、ゲームという娯楽をいっそう楽しむためは、見た目の要素にもこだわりたいもの。そのため、ゲーミングデバイスでは「光り物」と呼ばれる、派手に光る機器も人気です。たとえばパソコン本体。回転すると色合いが鮮やかに変化する「RGB LEDファン」や、光るメモリモジュール、それらを見せるためのガラスパネル採用の筐体などがあります。

また、ゲーミングキーボードやゲーミングマウスにも、派手に光る製品がいくつか販売されています。「プレイ中の姿」も含めてゲーム配信をする人にもオススメです。